技術委員会 技術部会の活動報告
委員会名 | 活動報告 | |
第62回技術委員会 10月19日(木)午後 開催場所;JEHC会議室、Zoom+ホームページ会議室 ○2023年度活動計画と実績の確認(第2ラウンドの技術部会活動まで) ○第2ラウンドの各技術部会の活動トピック報告 ○情報発信力強化による技術向上への寄与活動(ものづくりに電気早わかり動画原案、電気加熱Webセミナー開催報告、令和5年度産業用ヒートポンプ導入量調査結果報告など)の審議 ○第18回エレクトロヒートシンポジウム企画の進捗状況報告。プレサイトの紹介など |
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加熱技術部会 |
第81回アーク・プラズマ加熱技術部会 12月7日(木)午後 開催場所;JEHC会議室、Zoom+ホームページ会議室 ○2023年度活動計画と実績の確認 ○技術向上研究テーマの「ワクワクする最先端ものづくりを追う」では、機関誌エレクトロヒートの251号「工業炉の電化について考える」からいくつかの記事を紹介し、「電化」の議論をしていただきました。 記事で調査報告されていた鉄鋼用電炉のシェア見通40%は諸外国の情勢などからみて、少々低いのではないかといった意見がありました。 ○情報発信力強化による技術向上への寄与 ・官庁対応状況令和5年度補正予算新規補助金事業について ・「電気加熱システム活用ガイド」新版制作について ・カーボンニュートラル支援講座第1ラウンド(有料Webセミナー;電気加熱編、廃熱回収編)開催結果と第2ラウンドの電気加熱第2回の開催計画 ○第18回エレクトロヒートシンポジウム開催結果報告 ○委員講演; 名雪部会長 「電中研におけるEV関連研究」 2021年6月の経産省殻提示された政策、「2035年までに乗用新車は100%EVに、商用車は段階的また合成燃料との併用での100%脱炭素化」を受けて、電中研では一つのEV関連研究テーマとして「EVの蓄電池を定置用として活用」する研究に取り組んでいるとおいうことで、その紹介でした。 移動するEVを把握する遠隔把握クラウドシステムの開発と提供するサービスの開発としてEVバスのバッテリ容量の簡易推定法の開発がありました。クラウドシステムを活用して動くEVバッテリを仮想定置化するという研究と理解でき、大変面白い研究でした。 技術交流・見学会 12月8日(金)13:30~15:30 「高エネルギー加速器研究機構(つくばキャンパス)」 |
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第66回ヒートポンプ技術部会 12月5日(火)午後 開催場所;中央区産業会館会議室、Zoom+ホームページ会議室 ○2023年度活動計画と実績の確認 ○技術普及研究テーマの「産業用ヒートポンプ普及拡大のためのプラットフォーム機能強化」では、次のような様々な内容に関して議論しました。 ・令和5年度産業用ヒートポンプ導入量調査結果報告 ・官庁対応状況令和5年度補正予算新規補助金事業について ・「産業用ヒートポンプ.COM」ユーザー数増加策の検討 ○情報発信力強化による技術向上への寄与 ・カーボンニュートラル支援講座第1ラウンド(有料Webセミナー;電気加熱編、廃熱回収編)開催結果と第2ラウンドの開催案内紹介 ○第18回エレクトロヒートシンポジウム開催結果報告 ○委員講演; 松浦部会長 「業務用(ビル)空調におけるカーボンニュートラルへの取組紹介」 セントラル空調としてプロセス用途と一般空調があるが、特に二次側機器の「省エネ、省工事、省スペース」のニーズが特に高まっているということで、それに対応する技術動向の紹介でした。ZEBニーズへの対応も含め、二次側大温度差運転、空気搬送動力低減、機外静圧低減など、様々な観点からの取り組みが紹介されて大変参考になったと、委員各位から好評でした。 |
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第62回赤外線加熱技術部会 12月12日(火)午後 開催場所;JEHC会議室、Zoom+ホームページ会議室 ○2023年度活動計画と実績の確認 ○技術向上研究テーマの「赤外加熱によりプロセスが改善されたことを公表した事例の発掘と研究」では、下記2件の機関誌記事の解説メモを、中国電力)上岡委員と特別会員)宮委員にそれぞれ作成していただき、解説していただきました。 1)遠赤外線ヒーター《UT、QUT》を使った最適加熱方法の提案EH198_2014 2)赤外線加熱による自動車外装部品の糸バリ処理工程の電化と無人化EH245_ 2022 ○情報発信力強化による技術向上への寄与 ・官庁対応状況令和5年度補正予算新規補助金事業について ・「電気加熱システム活用ガイド」新版制作について ・カーボンニュートラル支援講座第1ラウンド(有料Webセミナー;電気加熱編、廃熱回収編)開催結果と第2ラウンドの電気加熱第2回の開催計画 ○第18回エレクトロヒートシンポジウム開催結果報告 ○委員講演; 倉田部会長 「注目される赤外線加熱技術第6回」 「ヒータの入力電力を上げれば加熱能力が上がるが、無限に上げれば生産性やエネルギーコストメリットは向上するのか」との問題提起で、シミュレーションや事例、実験結果などをもとに解説していただきました。やみくもにヒータ出力(加熱対象への入力)を上げればよいというものではなく、吸収や放熱条件とのバランスで決まるので、目標とする効率(到達時間や温度、積算出力)を達成できる「加熱設計」をすべきということです。 |
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第72回電磁波加熱技術部会 12月14日(水)午後 開催場所;JEHC会議室、Zoom+ホームページ会議室 ○2023年度活動計画と実績の確認 ○技術向上研究テーマの「技術人材育成のための電磁は加熱技術講座づくりの研究」では、「課程4.2マイクロ波加熱技術技術」の項について前回指摘をいただいた「流れが良くない」との指摘に対応し、目次構成を見直してそれに沿って編集を見直した改訂案を提案し、了承されました。 今後5回に分けて本格的にテキストのレビューを進め、仕上げてゆきます。 ○情報発信力強化による技術向上への寄与 ・官庁対応状況令和5年度補正予算新規補助金事業について ・「電気加熱システム活用ガイド」新版制作について ・カーボンニュートラル支援講座第1ラウンド(有料Webセミナー;電気加熱編、廃熱回収編)開催結果と第2ラウンドの電気加熱第2回の開催計画 ○第18回エレクトロヒートシンポジウム開催結果報告 ○委員講演; 東京電力ホールディングス)井樋委員 「東京電力ホールディングスのP2G実証事業について」 東京電力ホールディングスが山梨県企業局等と合弁会社を設立して取り組んでいるPtoG事業を紹介していただきました。 山梨県米倉山を拠点に開発、実証を推進している。他企業の協力も得て、水素のサプライチェーンの実証、利用の実証事業に取り組んでいるということです。米倉山には10MWの太陽光発電所、大型固体高分子型水電解スタックセルの実証施設、水素ボイラ―実証施設などがあり、水素の製造、搬送、利用について総合的に開発実証しているということです。大変興味深い事業内容でした。 |
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第87回誘導加熱技術部会 12月19日(木)午後 開催場所;JEHC会議室、Zoom+ホームページ会議室 ○2023年度活動計画と実績の確認 ○技術向上研究テーマの「誘導加熱の産業応用レビュー」では、下記機関誌記事1件の解説メモを、中国電力)山下委員に作成していただき紹介していただきました。 1)過熱水蒸気発生装置-UPSS-1200℃の水による熱処理革命 EH218_2018 ○情報発信力強化による技術向上への寄与 ・官庁対応状況令和5年度補正予算新規補助金事業について ・「電気加熱システム活用ガイド」新版制作について ・カーボンニュートラル支援講座第1ラウンド(有料Webセミナー;電気加熱編、廃熱回収編)開催結果と第2ラウンドの電気加熱第2回の開催計画 ○第18回エレクトロヒートシンポジウムの開催結果報告 ○委員講演; 富士電波工業)松本委員 「富士電波工業の紹介」 始めに「新たな素材のための工業用電気炉のパイオニア」として会社概要、組織、超高温炉の実績などの紹介がありました。そして今回は「寿命監視・異常監視システム」について詳しく紹介していただきました。 抵抗炉、誘導炉に対して、常時抵抗値、加熱パターン、消費電力などを自動測定し、異常の監視に加え寿命監視をするものです。更に電力変化や局所摩耗などの知見を加えて監視アルゴリズムを構築し、クラウドでデータ共有することができる「スマート監視システム」であるということです。 興味深いもので、公開できる導入実例があれば紹介していただきたいとお願いしました。 |
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第60回抵抗加熱技術部会 12月1日(金)午後 開催場所;JEHC会議室、Zoom+ホームページ会議室 ○2023年度活動計画と実績の確認 ○技術向上研究テーマの「電気加熱の制御、IoT活用事例に関する調査・研究」については、下記の「工業加熱」の記事について解説メモを大浜部会長に作成していただき、解説していただきました。 1)新開発高効率ヒータによるアルミ鋳造工程の省エネ活動と脱炭素化への取組み_EH242_2022_03_p24-26 ○情報発信力強化による技術向上への寄与 ・官庁対応状況令和5年度補正予算新規補助金事業について ・「電気加熱システム活用ガイド」新版制作について ・カーボンニュートラル支援講座第1ラウンド(有料Webセミナー;電気加熱編、廃熱回収編)開催結果と第2ラウンドの電気加熱第2回の開催計画 ○第18回エレクトロヒートシンポジウム開催結果報告 ○委員講演; 富士電波工業)田中委員 「富士電波工業会社紹介_技術的取組み紹介」 始めに「新たな素材のための工業用電気炉のパイオニア」として会社概要、組織、実績の紹介がありました。その後、富士電波工業の高温電気炉技術の紹介として、下記テーマでの紹介がありました。 (1)ラインナップ紹介、先端部品製造で脱炭素に貢献 (2)シミュレーション、設備寿命を延ばし設備資源を長期利用 (3)省エネの実例 ラインナップではいくつかの高温加熱炉が紹介され、シミュレーション、省エネの実例も大変興味のある内容でした。 |
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今年度最後、第4ラウンドの予定です 1日 25日(木);第63回技術委員会 2月 7日(水);第29回産業用HP普及促進WG 2月 27日(火);第61回抵抗加熱技術部会 2日 29日(木);第62回赤外線加熱技術部会 3月 5日(火);第67回ヒートポンプ技術部会 3月 7日(木);第83回アーク・プラズマ加熱技術部会 3月 12日(火);第88回誘導加熱技術部会 3月 19日(火);第72回電磁波加熱技術部会 3月 21or22日(木or金);第11回技術懇話会 |
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