日本エレクトロヒートセンターの前身であります日本電熱協会は、昭和58年の設立以来、20数年間の永きにわたり、メーカー・研究機関・電力会社が協力して、エレクトロヒートシステム、すなわち電気加熱およびヒートポンプに関する技術・ノウハウの蓄積やその普及拡大に取り組み、大きな成果をあげてまいりました。
その間、協会を取り巻く環境は、経済面で、企業活動のグローバル化が進展し、また、地球環境面で、京都議定書が発効され、地球温暖化対策推進法や省エネルギー法が改正されるなど、大きく変化してまいりました。
こうした中で、エレクトロヒートシステムは、CO2削減や省エネルギー、コストダウンなどといった社会のニーズに対し、ますます重要な役割を担うものと期待されております。
さて、新生「日本エレクトロヒートセンター」は、日本電熱協会の技術の蓄積をベースに、法人として社会や会員の皆様方に一層お役に立つことを目指し、次のような考え方で、活動を進めていきたいと考えております。
まず、産業分野だけではなく民生分野におけるさまざまなニーズを的確に把握するとともに、これにお応えしていくため、1万度以上の高温域からマイナスの低温域まで、幅広い温度域に対応できるエレクトロヒートシステムについて当センターの保有する情報を発信していくとともに、その普及促進活動を積極的に展開して参ります。
特に、エレクトロヒートシステムのもつ優れた特長、すなわち、環境改善性、省エネルギー性、経済性などについて広く社会に認知していただけるよう、行政ならびに関係機関との連携強化を図りながら、普及促進策等を検討・推進して参りたいと思います。
また、会員の皆様のビジネスチャンス拡大につながるように、新たな事業領域に対する電気加熱の適用を目指し、新規市場の調査や技術開発等についても取り組んで参りたいと考えております。
こうした活動により、「日本エレクトロヒートセンター」がエレクトロヒートシステムのナショナルセンターとして社会に貢献できるよう、努めてまいる所存でございます。
これまでの日本電熱協会に対する皆様のご愛顧に深く感謝申し上げますとともに、「日本エレクトロヒートセンター」に対しましても、一層のご支援、ご協力を賜りますよう、心からお願い申し上げます。
以上
一般社団法人 日本エレクトロヒートセンター
会長 片倉 百樹
















