高効率ターボ冷凍機と蓄熱システム
電力負荷平準化、省エネルギー、CO2排出量削減、北海道初の大型蓄熱 雪印乳業株式会社 なかしべつ工場様雪印乳業(株)なかしべつ工場は、ナチュラル工場の基幹工場として、2007年11月から稼動を開始した最新鋭の工場である。
チーズ生産能力は、これまでの施設の2倍以上の年間約2万t。国内の生産量の約4分の1に相当する能力を保有する。
それを可能にしたのが、長年培った技術と経験、加えて新たに導入した「高効率ターボ冷凍機と蓄熱システム」。従来の冷凍機では動きが緩慢。蓄熱システムは、短時間で必要な熱量を得ることができ、品質が安定、作業効率もロスが生じないとしている。
今回、プロセス冷却と空調負荷を一元化することにより、冷却源設備の規模を大きくし、従来は採用できなかった大容量の高効率ターボ冷凍機を初採用し、"環境にやさしい効率的な冷却システム"を構築した。
大容量のターボ冷凍機をベース運転し、日中は、時間帯により1)放熱運転,2)放熱+追従運転,3)冷凍機運転の3モードで自動運転を実施している。
冷凍機は、冷却水の温度が低くなるほど効率(COP)が高くなる特徴があり、寒冷地の気候を有効に活用できる。
大容量の蓄熱設備と組み合わせることにより、主熱源機の運転を100%に近い状態で運転できるため、通期を通じ、効率の良い運用が可能となる。
本冷却システムは、経済産業省の「先導的負荷平準化機器導入普及モデル事業」となっている。

雪印乳業㈱なかしべつ工場外観


ターボ冷凍機機械室 チーズ製造室
- ターボ冷凍機[熱源機] : HC-F500GXV-L)×2(冷却能力1,395kW×2)
- スクリュー冷凍機[熱源機]:RCUP5100LZ3T)×2(冷却能力240kW×2)
- STL蓄熱槽(蓄熱槽) : STL-N06H84)×3(蓄熱能力10,745MJ ×3)
- クーリングタワー : VXT-870)×1(能力4,710kW)
- 1. ピークカットの効果(電力負荷平準化) ;450kW
- 2. CO2削減量 ; 350t/年
- 3.生産量・品質の向上
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