育苗用開放型空調システム
作業性向上、品質向上、低コスト 植花園育苗施設の冷却方法として、これまでは、ハウス内全体を冷却するシステムや、必要箇所のみ局所的に冷却するシステムが採られてきました。 しかし、全体空調はイニシャル・ランニングコストともに高いため、高価な胡蝶蘭等の栽培にしか使われておらず、また局所空調は、コストは安いものの、保冷効果を高めるために、都度冷却したい箇所をシートで覆う必要があることから作業性が悪く、シートで覆った箇所は太陽光が当たりにくいという難点もあり、一般に普及していません。
このシステムは、作業性が高く、苗の品質向上に貢献すると同時に、大幅なコストダウンを実現するものです。
本システムは、ハウスの床にあたる栽培ベンチ、つまり苗の根元から空調空気を吹き出させ、苗を直接冷却するとともに、水を吸収するシートを栽培ベンチに内蔵してその気化熱を利用、さらに、栽培ベンチの縁に断熱材を内蔵した壁を作って保冷効果を高めたことで、苗の上部をシートで覆わない「開放型」としています。
これにより、低コストで効果的という局所空調のメリットはそのままに、作業性の悪さと太陽光の当たりにくさという従来の課題をクリアしています。また、自動温度コントロールやタイマー機能を備えており、様々な品種に対応するきめ細かな空調環境が設定できます。
<15坪タイプ>
- 冷却能力:8.5/9.5kW
- 消費電力:3.01/3.91kW
- 圧縮機電動機:2.0kW
- 電源:3φ200V 50/60Hz
- 1.作業性の向上
- 栽培ベンチ上部がオープンなので、作業性が向上します。
- 2.苗の品質向上
- ・土と植物に、その下部から新鮮な空気を送るので、徒長のないしっかりとした健全な苗が育成できます。
・自動温度コントロール機能により、高品質の苗を育成できます。
・設定時間に応じて、冷房(暖房)・送風ができ、栽培管理が簡単に行えます。
- 3.低コスト
- 特定の栽培空間のみを効率よく空調する省力型の局所空調システムです。
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