エレクトロヒートNo.187 | 日本エレクトロヒートセンター

エレクトロヒートNo.187

 

  【巻頭言】
  ヒートポンプと環境について
 
 

梅村 博之

一般社団法人日本エレクトロヒートセンター 副会長

三菱電機株式会社 常務執行役

リビング・デジタルメディア事業本部長

 
   

 

 

【特集】最新のヒートポンプ技術     

 
  空冷式高効率ヒートポンプチラー
「コンパクトキューブ EAHV 形」の開発
 
  伊藤 拓也 三菱電機株式会社
大越   靖 三菱電機株式会社
 

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  空気熱源式高温水ヒートポンプ
「CAONSTM700」
 
 

丹野 英樹

東芝キヤリア株式会社 技術本部 熱源設計部

 

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  大型業務用ヒートポンプ給湯システム 
MEGA・Q
 
 

冨士 剛志

ダイキン工業株式会社

空調営業本部カスタマーサポートセンター 技術グループ

 

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  低温保管用途に加温機能をプラスした
「冷蔵ヒートポンプユニット」の開発
 
 

辻本 孝二

株式会社ダイキンアプライドシステムズ

ファクトリー機器部 機器システムグループ

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  排熱回収型温水製造ヒートポンプシステム
 
 

杉山 清隆

株式会社東洋製作所

プラント営業部営業3 グループグループ長

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  磁気ヒートポンプ技術の開発
 
 

平野 直樹

中部電力株式会社

技術開発本部 電力技術研究所 超電導プロジェクト 研究主査

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  ヒートポンプ活用による養鰻池の省エネ
 
 

野間 浩一

八洋エンジニアリング株式会社

企画課

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  新型業務用エコキュート「Y フレーム」
給湯機の省エネ技術の紹介
 
 

金井 哲也

株式会社日本イトミック ヒートポンプ事業本部

ECO サポート部 ECO サポート課 課長

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  時間を有効に計画するほど効率の価値を生む食品冷却専用のスタティック式蓄氷型冷水装置「JI-1616A」のご紹介
 
 

松永 勝利 三浦工業株式会社 食機技術部 課長
堀川 伸二 三浦工業株式会社 食機技術部 エンジニア

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  【連載講座】  
 
   ヒートポンプ給湯Q&A
 
 

杉村 允生

株式会社Q研技術士事務所 

代表取締役 

 

 

 

 
 

新調理システムにおける品質と衛生管理について

~外海と日本におけるクックチルシステム~

 
 

加藤 和悦

有限会社カエツカンパニー
取締役社長

 

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  株式会社富岡食肉センター
MITA セントラルキッチン
 
 

唐澤 直仁

ニチワ電機株式会社

東京支店 市場開発部 副部長

 

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   【寄稿】
 
  -物の見方、考え方- 経営に生かす仏教哲学
 
 

青木 伸雄

 

 

 

 (以下概要)

 

 

【特集】最新のヒートポンプ技術

 
  空冷式高効率ヒートポンプチラー
「コンパクトキューブ EAHV 形」の開発
 
 

伊藤 拓也 三菱電機株式会社
大越   靖 三菱電機株式会社

 

  省エネルギー性、省スペース設置、省工事性の要求に応えるため、三菱電機株式会社は、中部電力株式会社と共同で、ビルや工場などの空調/ 産業用に使用する冷暖房可能な空冷式高効率ヒートポンプチラー『コンパクトキューブ EAHV 形』を開発した。EAHV 形は、20HP と30HP を基本モジュールとしたモジュールチラーであり、それらの組み合わせにより多様な場所に設置することを可能とした。
また、薄型モジュール構造とすることで、工場横の緑地帯など、これまで設置困難であった狭小スペースへの設置を可能とした。さらに、内蔵ヘッダー(これまで現地工事にて設置していた集合水配管をユニット内部に内蔵可能とした)、リモコン接続、電源盤、ポンプユニット、省エネ監視などを用意することで省スペース、省工事を図った。本稿では、EAHV 形の製品仕様について紹介する。
 

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  空気熱源式高温水ヒートポンプ
「CAONSTM700」
 
 

丹野 英樹

東芝キヤリア株式会社 技術本部 熱源設計部

 

  地球環境改善のためCO2 排出量削減を目的として従来の燃焼式熱源機からの熱源転換を図るべく、最高90℃の温水取出しが可能な空気熱源式ヒートポンプ熱源機「CAONSTM700 タイプ」を開発した。当機は高温対応のため二元冷凍サイクルを採用し、独立した2 つのサーキットの温水系統を直列接続することで、温水温度差の小さい循環(ΔT=5℃)から温度差の大きい一過式(ΔT=50℃)まで対応可能としている。また、温水熱源を使用しないAir to Air デフロストサイクルを業界で初めて採用し、デフロスト運転中の温水温度の低下を抑制することを可能としている。
 

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  寒大型業務用ヒートポンプ給湯システム 
MEGA・Q
 
 

冨士 剛志

ダイキン工業株式会社

空調営業本部カスタマーサポートセンター 技術グループ

 

  平成21 年より販売してきた大型業務用ヒートポンプ給湯機MEGA・Q の新型機を発売したのでその概要を紹介する。給湯負荷が大きく変動することもあり、余裕を持った貯湯量を確保するのが一般化している業務用給湯では、貯湯タンクの保温のエネルギーがシステムの効率に影響を及ぼす。そのためMEGA・Q は保温でも効率的に熱を取り出せるHFC 冷媒を用いている。しかし給湯機は凝縮温度が高いため、圧縮機にかかる負荷は過大となり、効率の低下を招いてしまうという問題点もある。そこで2 元冷媒回路を採用することで圧縮機の負荷を減らし、システムの能力・効率アップを図った。
 

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  低温保管用途に加温機能をプラスした
「冷蔵ヒートポンプユニット」の開発
 
 

辻本 孝二

株式会社ダイキンアプライドシステムズ

ファクトリー機器部 機器システムグループ

 

  青果物は原則として保管温度が低いことが望ましいが、低すぎる場合にも低温障害が発生することから、冬季や寒冷地での保管では加温空調が必要となる。また輸入植物における害虫駆除のための燻蒸(くんじょう)処理やバナナなどの追熟加工の際にも加温空調での温調が必要となる。従来このような場合には冷却用のコンデンシングユニットと加温用の電気ヒーターを組み合せたシステムが一般的であったが、消費電力量が大きいことや電気ヒーターのメンテナンス費用などが課題であった。そこで冷媒を逆サイクル運転させることによるヒートポンプ加温機能で電気ヒーターを不要とした「冷蔵ヒートポンプユニット」を開発した。この商品は、冷蔵領域でも加温空調が求められる分野での適用が見込まれる。本稿では「冷蔵ヒートポンプユニット」開発の背景を交え、倉庫への適用事例を中心に商品を紹介する。
 

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  排熱回収型温水製造ヒートポンプシステム
 
 

杉山 清隆

株式会社東洋製作所

プラント営業部営業3 グループグループ長

 

  CO2 削減、省エネルギー対策として、産業界では様々な取組みが行われている。しかし、製造プロセス等で温水を使用する場合、加温方式は概ねボイラーが使われており、燃料代の高騰による経費の増大が課題となっている。また、取組み内容も各社それぞれ工夫を凝らしているが、排温水の有効利用となると、まだまだ未利用であることが多い。当社では、この点に着目し、5 年前より排熱回収型ヒートポンプシステムを提供してきた。今回、主に食品業界や温浴施設向けの温水供給に絞り、市場ニーズに更に近づけた新型エコウォームを開発したので紹介する。
 

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  磁気ヒートポンプ技術の開発
 
 

平野 直樹

中部電力株式会社

技術開発本部 電力技術研究所 超電導プロジェクト 研究主査

 

  冷凍・冷却技術の高効率化、ノンフロン化を図るため、従来のヒートポンプ技術とはまったく異なる、ある種の磁性体に磁界の変化を与えると温度が変わる現象(磁気熱量効果)を利用した磁気ヒートポンプと呼ばれる冷暖房技術の研究開発が国内外で進められている。すでに欧米では室温付近でkW級の冷凍能力を有したシステムの試作が行われている状況にある。また、国際冷凍協会主催による磁気ヒートポンプシステムやその材料に関する国際会議が平成17 年から隔年で開催されており、その参加者も年々増加しており、磁気ヒートポンプの研究開発は基礎段階から実用試作段階に移行しつつある。国家プロジェクトとしても取り組まれている磁気ヒートポンプ技術の開発の現状について紹介する。
 

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  ヒートポンプ活用による養鰻池の省エネ
 
 

野間 浩一

八洋エンジニアリング株式会社

企画課

 

   従来ハウス式養鰻池の加温は、重油ボイラによるもので、二酸化炭素の排出により地球温暖化の原因となると考えられている。そこで地熱を利用したヒートポンプにより、自然エネルギーを有効に使う事で、大幅な省エネ効果によって、二酸化炭素の削減を行い、原油価格に変動しない安定した経営を目指すものである。ここに、養鰻池のヒートポンプシステムを紹介する。
 

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  新型業務用エコキュート「Y フレーム」
給湯機の省エネ技術の紹介
 
 

金井 哲也

株式会社日本イトミック ヒートポンプ事業本部

ECO サポート部 ECO サポート課 課長

 

  初号機を2002 年8 月から販売を開始して10 年が経過し、性能面の改善に対応した業務用エコキュート「Y フレーム」を開発し、今年2 月に販売を開始した。性能面の改善の特長として、筐体構造を「Y フレーム」にすることで、熱源である空気の流れを改善したことにより、外気温度マイナス15℃まで給湯能力が低下せず、クラス最高のCOP を達成しているところにある。又、筐体構造の工夫により、機器設置面積の削減及び軽量化を実現している。本稿では、機器の開発背景、特長、高効率化について紹介する。
 

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  時間を有効に計画するほど効率の価値を生む食品冷却専用のスタティック式蓄氷型冷水装置「JI-1616A」のご紹介
 
 

松永 勝利 三浦工業株式会社 食機技術部 課長
堀川 伸二 三浦工業株式会社 食機技術部 エンジニア

 

   これからの主流となりつつある電気自動車は、使用しないときは次の使用に備え計画的に充電することで有効に時間を使っており、この使用方法は勤勉な日本人気質に合っている使われ方と言えます。
これは工場運営についても同じ事が言えるのではないでしょうか。電力使用含め工場設備は、昼間にピークを迎えるとこれに応じた大きな設備投資が必要となりますが、夜間に限らず必要でないときに遊ばせずにしっかり蓄氷(蓄電)することをしっかり計画することで少しでも設備や電力の使用およびピークを抑えることが可能となると思われます。そこで食品の冷却専用としてフォーカスし新開発の蓄氷型冷水装置についてご紹介します。計画することでピーク時や昼間にほとんど冷凍機を運転しないことも可能です。また、蓄氷分の熱量と冷凍機の追い掛け運転を合わせてもピーク時の設備の約半分の冷凍馬力で賄えることも可能となります。
 

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  新調理システムにおける品質と衛生管理について

~外海と日本におけるクックチルシステム~

 
 

加藤 和悦

有限会社カエツカンパニー
取締役社長

 

  現在は厨房環境の変化が著しい時代である。厨房機器の変化、調理システムの変化、これらの変化に対応するためには、ソフトが必要であるが、ハードが先行し、ソフトはついていってないのが現状である。
今回は、新調理システムのソフトの部分を取り上げ、品質と衛生管理についてシリーズで詳しく説明する。
 

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  株式会社富岡食肉センター
MITA セントラルキッチン
 
 

唐澤 直仁

ニチワ電機株式会社

東京支店 市場開発部 副部長

 

  家庭用でIH クッキングヒーターの普及が進むなか、業務用でも電化厨房に注目が集まってきている。病院、福祉施設、給食センター、飲食店…厨房環境の改善やコントロールの容易さなど、より良い厨房を目指した取り組みが進んでいる。これら電化厨房の事例をシリーズで紹介していく。今回は「セントラルキッチン」の事例を取り上げる。
 

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